イギリス文化

イギリス人紅茶の入れ方について

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今日はイギリス独自の紅茶文化を紹介したいと思います。

まずは不思議の国のアリスでのティーパーティ一の場面を見てみましょう。

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動画で学ぶ表現「You must have a cup of tea」

Mad Hatter: You must have a cup of tea.
マッドハッター:ぜひぜひお茶を一杯、どうぞ。

March Hare: Ah yes indeed, the tea, you must have a cup of tea.
三月ウサギ:そうともそうとも、お茶をぜひともどうぞ!

Alice: That would be very nice.
アリス:とても嬉しいわ。

ちなみに、マッドハッターは "must"を使っていて「紅茶を飲みなさい」ときつく言われてるようにきこえるかもしれないけど、イギリスでは実際に使われる表現で、「わざわざここまで(遊びに/会いに)きてくれてるのだからぜひ何かをご馳走したい、何か受け取って下さい」とうニュアンスが含まり「ぜひお茶を飲んで行ってください」=「ぜひお茶をどうぞ」ということになります。

熊本の黒川温泉で見た変な英語「Swing tea bag and remove」

先日宿泊した旅館の部屋に置いてあった緑茶ティーバッグの「美味しい飲み方」に英語表記もありましたけど、その内容にびっくりしました。

swing tea bag and remove(ティーバッグを振り回してから取り出してください)

というステップで締めてありました(笑)。
茶道とかの日本文化についてまだ自分にとっては未知の世界なんで、こういうお茶の入れ方もアリなのかと一瞬思いました。(あるわけがない!)

Swing tea bag and remove - 「ティーバッグを上下に動かし」の意味のつもりでしょうけど、ティーバッグぶん回したら優雅なお茶タイムも打って変わってヤケドタイムになりそうですね。

適切な英語は

Dip the teabag until desired strength and remove.

ティーバッグを上下に動かし、お好みの濃さになったら取り出してください。

イギリスの紅茶文化、同僚の紅茶まで作ってあげるのが当たり前!?

この発見を機にこれまで紅茶の色んな入れ方や習慣をふと思い出した。

紅茶を1日に5杯入れることなんてイギリス人にとって普通のことだけどまぁそれは置いといて、イギリスのほとんどのオフィスでは自分が紅茶を入れる前に、必ずと言っていいほど周りの同僚たちに聞きに行くのが習慣です。5杯×自分のデスク周りの人数分。ティーポットのように便利な道具が普通はオフィスに置いていないのでマグカップに一杯ずつ作らないと。結構な重労働ですよね、 回転寿司屋みたいなコンベアシステムが欲しくなるくらい(笑)

しかもそれはどういうことか暗黙の了解みたいな感じで、なんとなく順番で1人1人みんなの分の紅茶を入れます。
なんだか紅茶を入れに行くのを見られないようにデスクを壁で仕切りたくなる話ですね。(まぁもしそういう風に区切られたところでマナー上結局聞きに行かなきゃいけないオチなんですが。結局のところそのループから逃れることはできないという。。)

この習慣のせいで以下4つの現象が起きてしまいます。

  1. 大人数の飲み物を短時間で淹れようとすることになるので、だんだん淹れ方が雑になる。(え、なんかこれ飲みたくないんですけど。。)
  2. 紅茶を入れたくなっても飲まないようになる。家に帰ったら安心してゆっくり入れられるし、という派の人が出てくる。
  3. 平気に自分の分だけ入れに行ってくるやつが出てくる。(自分の口に合う紅茶を入れたいもん。) 既にオフィス内で嫌われてるのでお茶を他の人の分入れなかったところで今更自分の株が下がるわけでもないし、と。
  4. こっそりと紅茶を淹れて文房具やノートとかでマグカップを隠そうとする派が生まれる。よかれと思って始まったであろう習慣もこうやってへんな派閥が出てきたらなんか元も子もないですね。

“お茶いりますか?“という尋ね方と応え方は数え切れないほどあるので、いくつかの例文を下にまとめてみました。イギリスでの職場、友人の家、レストランやカフェなど色々な場面で使えるので覚えておいたら役立つと思います!お茶を提供してくる側のテンションはピンからキリまで色々ありますが、自分はいかれ帽子屋みたいなテンションの人にお茶を尋ねられた経験アリです 笑

紅茶を淹れるときに覚えておきたい会話

Q. Would you like a tea or coffee?/Can I get you something to drink?
紅茶やコーヒー等の飲み物はいかがですか?・何か飲み物はいかがですか?

A. I'll have a tea, please. Thanks./I'd love a coffee, please./I'm okay for now, thanks!
紅茶をください。ありがとう。・コーヒーがいいわ!・今は大丈夫、ありがとう!

解説「Either will be fine」 (どちらでも結構です)というようなどっちつかずな返答はを避けましょう。考えるのが面倒でどうでもいいと思ってると思われ、いい印象にはなりません。

Q. How do you like your tea/coffee?紅茶・コーヒー/お茶はどんな感じで飲みますか?(薄め、普通、濃いめなど濃さはどんな感じがいいか、ミルクや砂糖がいるか、といういみ)

A. I'll have it weak/however you're making it/strong, please. ( 普通を「normal」に訳するとかなり曖昧な意味になりますのでhowever you're making it −「(濃さは)お任せしますよ」のほうが自然でいいです。

紅茶に必ずミルクや砂糖を入れる人が覚えるべき表現

この質問に対してもっと詳しくミルクや砂糖がいるかどうか、またどれくらいほしいか答えと答えることもできます。例えば、

1. Could I have it strong, with a dash of milk and one sugar, please?
濃いめでほんのちょっとだけミルクと1匙分の砂糖をお願いします。

2. Black with no sugar, please.
砂糖なしでミルクをお願いします。(濃さは気にしない場合は省いてもいいが、また別で聞かれるかもしれません)

3. Milky with two sugars, please.
ミルク多めで2匙分の砂糖をお願いします。

「one sugar」 = one teaspoon of sugar 小さじ一杯の砂糖,「two sugars」 = 2 teaspoons of sugar 小さじ2杯の砂糖 等
「a dash of ~」は「少量」の意味で「適量」という感覚的な量です。

Q. Would you like that black or white?/ Do you take milk?

ミルクを入れますか?(ミルクを入れてほしいならwhite、いらないならblackと答えます。)
A. Just a little milk, please. (white, please/black, pleaseと簡潔に答えても構わない。)
ミルクをほんの少しお願いします。

Q. Do you take sugar? /Would you like any sugar?/ Any sugar at all?
お砂糖を入れますか?
同時にお砂糖やミルクがいるか聞かれる可能性があります。例えば、would you like any sugar or milk?

まあ、結局お願いした内容に関わらず紅茶の入れ方は本当に人それぞれなので味はピンキリですね。もしまた激マズ紅茶を勧められてしまったら、テキトーな理由を付けてお断りした方がいいですね(^^;)

逆に上手に美味しくお茶を入れてくれる人に限ってその人がオファーしてくれる頻度は他の人に比べて少なかったりすると飲む機会もまた減るので、結局は自分で入れに行く、また周りの人にも聞かなきゃいけない、めんどくさいという悪循環に引き込まれることも。。。

淹れてくれた紅茶に対して一言

紅茶にうるさい人はどこにでもいるので、その人の表現を覚えておくと、あせらずに対応することができます。

ぜひ下記の表現を覚えておいてください。

もらった紅茶に注文をつける(親しい人、バリスタ、レストランの定員さん以外の場合、入れてくれた本人に言わない方がベター)

This has been brewed for too long.
紅茶の抽出時間が長すぎたみたい

I prefer the tea bag to be brewed a little longer.
紅茶の抽出時間もう少し長くていいみたい。

This is too strong/sweet.
濃すぎ・甘すぎ

It's a little weak.
ちょっと薄い。

It's tasteless.
味がない。

It tastes bitter.
苦い

I didn't ask for sugar/milk.
砂糖・ミルクを頼んでないけど

Could I get a little more milk/sugar please?
もう少しミルク・砂糖入れてもらっていいですか

It just tastes like hot water with milk!
これじゃミルクのお湯割りだ!

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