たくさん=「many」?実は他の言い方もいっぱいあります。
英語で「たくさん」を表現する言葉というと「many」という言葉が思いつきますか。日本の学校などで使われている英語の教科書をみると「many」か「much」という言葉しかほとんど出てきません。もちろん、一般的に使う表現になりますが、他にもたくさんの言い回しがあります。もっとボキャブラリーを増やすため、ネイティブがよく使う「たくさん」という意味の言葉をいくつか紹介したいと思います。

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(So) many/much
まず基本的な表現の、正しいまたは最もネイティブっぽいの使い方から始めましょう。
皆さんが学校で教った通り
manyは数えることができるものに対して使いますが
muchは数えることができないものに対して使います。
この表現は両方とも(特にmuchの場合)強調の「so」を先に加えることが多いですね。

例えば
1.

私には犬を飼ってる友達がたくさんいる。
2.

最近は髭を生やしてる人がとても多いね。
3.

今週私のスタッフは残業がとても多かった。
4.

日本でよく聞く間違えなんですが、「money」 は不加算名詞なのでmanyではなくmuchまたは so muchと一緒に言いましょう。
A lot of/Lots of~
a lot ofまたはlots ofという2つの言い回しがありますが、意味の違いは全くありません。
加算名詞/不加算名詞のどちらにもOKです。
1.

ビットコインに投資した人は沢山いる。
2.

すごい量のケチャップだね!その半分くらいの量で貰える?
A ton of/Tons of~ (口語)
重さの単位「トン」は1000kgになりますので 非常に重いという意味で「たくさん」の代わりに使われています。
A ton of/tons of~と2つの言い回しがありますが、意味の違いは全くありません。
加算名詞/不加算名詞のどちらにもOKです。
豆知識!イギリス・カナダ・オーストラリアでは「トン」が単位の意味で書かれている場合はtonではなくtonneというスペルになります。
1. 月曜が憂鬱だよ。大量の仕事があるんだ。 *not looking forward to~:~気が進まない(楽しみじゃない)
2. 今日はビーチにめちゃくちゃ人がいるよ。どこか別の所に行こう。
A serious amount of~ (口語)
「serious」はもちろん、真剣さや真面目さを表す表現ですが、
「多くの」、「大量の」という意味に使われている場合もあります。「amount of~」は「~量」という意味を用います。例えば、「a serious amount of money」を言うと多額のお金という意味を持ちます。
加算名詞/不加算名詞のどちらにもOKです。
1. すごい量の食べ物だね!
2. その地震は多大な被害を引き起こした。
A load of/Loads of~ (口語)
A load ofまたはloads ofという2つの言い回しがありますが、意味の違いは全くありません。
加算名詞/不加算名詞のどちらにもOKです。
1. 大量のチケットが転売業者に買い占められて、チケットが10分で完売した。
2. 毎日大量の車がここを通る。
では、いつも同じ「many」という言葉だけでなく1つずつ上記の言葉を使ってみましょう!
マシュー